2023年11月1日水曜日

『11月・・神戸の空は高い 霜月』

何故か1年の中で10月と11月は歯科の学術大会が集中する時期。この年齢になっても毎回何らかの“気づき“をもたらせてくれる時間です。11月1日~3日は新潟県で第82回日本矯正歯科学会が開催されます。
10月第3週と第4週には関西地区で行われた3つの全国大会に参加し、偶々(たまたま)そのうちの2つの会場が兵庫県神戸市内だったことから、ミーハー気分で神戸の街をプチ散策してきました。神戸市は北の空に急激にそびえる六甲山地を背に大阪湾に向かってなだらかに下る扇状地にあり、中腹の狭い路地に挟まれた異人館の独特なたたずまいや、その眼下に展開する近代的な高層ビルが織りなす景観は、まさに『THE 観光地』!!そして広大な埋め立て地のポートアイランドには、なんと潜水艦(見られます)を造船する三菱重工、川崎重工の工場まであり見どころ満載。とてもとても時間が足りなく残念無念、改めて再訪したいところです。
さて、肝心の第73回全国学校歯科医協議会(橋本芳紀会長をはじめ兵庫県歯科医師会の先生方お世話になりました)の話。こちらは大阪公立大学准教授濱島淑惠先生のヤングケアラーに関するご講演が印象深く、新しい切り口にハッとさせられ、自分の無知さ加減を反省しながら「まだまだ勉強~」と、空を見上げた旅でした\(^o^)/







 








2023年10月1日日曜日

『10月・・インボイス制度 神無月』

101日よりインボイス制度始まりました。

Invoiceとは売り手が買い手に対して正確な適用税率や消費税額等を伝える手段とのこと」・・・改めて見返すと、コンビニなどのレシートは既にインボイス対応でした。領収書に記載されるTから始まる数字13桁の番号を持った適格請求書発行事業者であるかどうか、個人事業主として大いに気になるところです。 もちろん会社員の方も取引先や交通費、交際費など会社の経費で落とせるか大切なポイントだと思います。

そういえば、2019年公共放送テレビ局で多部未華子さん主演「これは経費で落ちません!」を思い出しました。 会社の会計担当部署で領収書にまつわるドラマです。彼女が今も仕事をしていたとすると、インボイス制度によって仕事量の大幅増加と想像しつつ、pinoを食べながら大変さを噛みしめているところです(>_<)

この領収書にあるpinoは小さいけれど立派なアイスクリーム。医局の冷蔵庫の常連です

2023年9月1日金曜日

『9月・・最近話題 長月』 


9月になりましたが、どうしても今夏の季節挨拶ハガキを紹介したくて、季節を少し戻します。

AIの進化には目を見張るものがありますが、最近では何と言っても『ChatGPT』!!
ネット上で検索すると、良くも悪くも星の数ほどの情報が出てきました。私のイメージでは本好きの知識人が友達の如くチャットで丁寧に答えてくれる印象です。英文和訳もお手の物だし「もう少しわかりやすくして」というリクエストも聞いてくれました。たまに裏切られることもあったので良い答えを引き出すために、こちらの質問力も向上しないとぉ(^^;

このイラスト(相馬さん)とハガキ作成(協同クリエイティブさん)は、今回も無理難題をこなしていただき、大変お世話になりました。
まだまだ暑い日が続いております。皆様お体ご自愛ください。

2023年8月1日火曜日

『8月・・テーマがフラミンゴって 葉月』

診療室では恒例の夏イベントが始まりました。今回のテーマについて私も詳細は聞かされていないのですが・・・今年は中心にいるのがフラミンゴ。
個人的には「(テーマが)何言っていのるかわかんない」です!
あれこれ考えているうちに、少し前のNHKスペシャルで放送されてたアンデス山脈の標高4,000メートルにある塩湖の中で生活する5万羽ものフラミンゴの話を思い出しました。塩分の濃さは海水の5倍、夜は氷が張るというあまりにも厳しい環境のため天敵はいませんが魚もいません。では何を食べているかというと湖を赤く染める植物プランクトンだけ(これを食べているので羽が赤いのだとか)。群れの中では争いがなく、パートナー選びは集団で踊るダンスの動きがぴったりと合う者同士に決まります。争いのないこの生活は数百万年前から続いているのだそう。ってぇことはテーマは平和かな? でも分かり難いんですけど(≧▽≦)

[NHKスペシャル] 4K フラミンゴ集う深紅の湖~南米・アンデス山脈~https://www.youtube.com/watch?v=Ux7eo4QuNqM




 

2023年7月1日土曜日

『7・・夏のご挨拶 文月』

 ここしばらく世界を騒がせているものは、まだ何一つ解決しているわけではありませんが…当院のキャラクター達は久しぶりのスタンダードな夏を過ごしています。

毎回暑中見舞いの絵は、イラストレーターの相馬氏に数点書いていただいた中から選ぶのですが、2015年当時もデング熱が流行していたため、ギャラリーにアップしている作品が採用となりました。

これはその時選ばれなかった2015年の作品。夏らしくてホッとするシーンです。地元タウン誌「月刊Kasse」8月号に初お目見えいたします(^^;


2023年6月1日木曜日

『6月・・応援しています 水無月』

2023年6月1日から10日までDVD視聴による『第80回全国小学生歯みがき大会』が開催となり、LIONさんHPによれば、今年は過去最高!! 約4900の小学校(小学生約27万人)参加予定で、この数字は国内小学校の約25%になるそうです。

個人的に・・6月=歯のイメージを持っていますが「6/4〜10歯と口の健康週間」を思い出す方も多いと思います。

まず1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)日本歯科医師会が「6/4虫歯予防デー」を実施。 この時点でLIONさんによる『第5回全国学校歯磨教練(昭和3年)運動が行われていたそうです。 1931年(昭和6年6月23日)「学校歯科医令」が公布され、昭和7年には「第5回虫歯予防デー」をより盛り上げようと、ビッグイベントに協賛して行われたのが東京と大阪で開催された『第1回学童歯磨教練体育大会』。 翌年以降から全国各地で開催されることになり、幾度か名称変更され1994年(平成6年)から『第51回歯みがき大会』、そして2016年(平成28年)から現在の『第73回全国小学生歯みがき大会』と改称されたことをライオンミュージアムから学びました。 言葉一つとっても、時代に合わせていく細やかな心遣いが長く続けるコツのように感じた次第です(^.^)


2023年5月1日月曜日

『5月・・ちょっとお知らせ 皐月』

 スミマセン、またまた学校の歯医者さんネタです。過去のブログで『においの科学』を紹介しました。この本の中には東京都学校歯科医会が都内の中学生、高校生5千人以上に実施した「歯と口の健康に関するアンケート」の結果が書かれています。実は「口臭が気になる」以外にも、33.3%の児童・生徒が「歯並びが気になる」に〇をつけていたのです。自分の噛み合わせのことって気になるだろうし、20224月に文部科学省から「歯並びの健康診断については改めてしっかり対応するように」とのお達しもあったので、どうやって歯並びのことを伝えていこうかと思っていたところ・・出ました!良いタイミングで東京都学校歯科医会から「歯列・咬合ハンドブック」という冊子が会員全員に送られてきたのです。写真やイラストをたくさん収載し、養護の先生や児童・生徒の皆さんへの説明にも使えるよう工夫したと書かれています。これで歯科健康診断後の悩みも少し減るのではないかと期待しています(^ ^)v