2017年4月1日土曜日

『桜咲く 4月』

「サクラサク」と言えばかつては合格電報の決まり文句でした。
桜は、卒業式から入学式へと切り替わる人生の句読点を飾ります。


 入学から連想して・・・昔見た映画「卒業」を思い出しました。サイモン&ガーファンクルの澄んだ歌声も良かったけれどベンジャミン役のダスティン・ホフマンが良かったぁ!
 当時は米国の大学は9月に入学なのか~くらいにしか考えませんでしたが、今更ながら日本は何故4月新学期なのかと疑問を抱き、世界の入学式を調べてみました。
 地域や学校によって開始月は異なるものの、夏休み明けから新学期になるところが多いようです。
北米や欧州、ロシア、中国など9月始まり、北半球のオーストラリアやニュージーランドは1月始まり。
 さらに日本の入学時期も過去に遡ると、なんと9月始まりでした。
1886年12月(明治19年)に徴兵令の改正と国の会計年度が変わったことが、9月入学を見直すきっかけになったようです。
 徴兵対象者(満20歳の男子)の届け出期日が、9月1日から4月1日へなり、その同じ時期に今まで7月~翌年6月だった会計年度を4月~翌年3月へ切替えたそうです。
でも、学生の学ぶ環境を考慮して、“桜咲く気候の良い季節からを新学期と決めた”を理由にしていただくと、一番綺麗に咲けるのですがね~(^^)