2018年11月2日金曜日

『スポーツの秋・・ガードも大切』

 この夏甲子園を沸かせた秋田金足農業高校の吉田輝星投手。
素晴らしいピッチングだけではなく、さわやかな笑顔の口元から覗く白いマウスガードも大変話題になりました。(歯科業界だけかも?)
日本スポーツ振興センターのデータでは、各種スポーツの中で歯と口の怪我が一番多いのは野球とのこと。日本高等学校野球連盟はマウスガードの着用を推奨しています。

「マウスガード」は一般的名称ですが、ボクシングに興味ある方は「マウスピース」という方がイメージ湧くかもしれません。強い衝撃から歯を守るプロテクターとして高性能の衝撃吸収材で作られ、上顎に装着します。今後の解明が期待されるところですが、脳震盪を予防できるという説も出ています。アメリカンフットボールやラクロス等では、ルールによってマウスガード装着が義務付けられていますが、中学生や高校生は、体がぶつかり合うスポーツ以外の球技スポーツでも外傷が多くなっています。
ヨーロッパの国では、子供たちがカバンからマウスガードのケースをぶら下げているようところもあり、健康な状態を守るためにやれることはコツコツと情報発信していきたいと思います^^;


     矯正治療中のラグビー部の
     患者さんにお借りしました