2017年5月1日月曜日

『風薫る・・5月』

“薫風”とは、初夏の季語で若葉の香りを漂わせ吹いてくるさわやかな南風のようです。
個人的には香リと言えば、風よりも花を連想します。
「花」と書きましたが、他にも「華」「英」「榮」などが シーンに合うよう使われて、日本語の奥深さを 感じます。
一般的によく使われる漢字は「花」のようですが、成り立ちについては諸説いろいろ、調べるほどわからなくなりました。

ただ、歴史的には「華」漢字の方が古く、簡略化字形として広く使われるようになり、使っている間に段々と意味上の使い分けがされるようになったとか…

例えば中華料理を中花料理と書いてみたり華麗を花麗と書くと、間違い以前にイメージが違いますね。

今年2月から導入された「プレミアムフライデー」は言わばバブル時代の「はなの金曜日(はなきん)」でしょうか。
これを「花金」または「華金」と書いてみる。 うーん・・
どちらの漢字(感じ)で、お過ごしでしたか(^^)/~~~

追伸:
 今回の画像は文脈と繋がりなく、季節を反映した「鯉のぼり」。
 無理やり本業の歯科に関連付けようと調べたところ、大発見!
 お恥ずかしながら、鯉にも咽頭歯というものがあることを初めて知りました。