2011年11月24日木曜日

寒くなってきましたね

杉並区では児童生徒に対して、手洗いとうがいを励行するように指導しています。
そして、給食後の歯みがきにも力を入れているのです。

その結果、インフルエンザの罹患率は都内屈指の低さに抑えられています。行政の後押しを受けて、校長先生や養護の先生がデザインした習慣づけがこういった成果を生んだのだと思います。

健康は、学校や家庭、そして子どもが暮らす地域の後ろ盾があって初めて実現が可能であり、健康に過ごす姿勢を子どものうちに身に付けさせることが大切です。

こういう意味では杉並区は先進的とも言えるでしょう。歯みがき自体が健康にどう働くのか、細菌学の先生はいくつかの証拠を見つけて紹介しています。ただ、それだけで風邪の予防をすることはできません。杉並区があげた成果は「体を清潔に保つ」という行動の一環として、うがいや手洗いそして歯みがきを行い、生活のリズムを整えた故にもたらされたのだと思います。

そして歯みがきをする時も「大切な自分の体の手入れをしている」という意識をもって行うと、磨き方にも少し変化が出てきて上手になりますよ。(^÷^)

2011年11月8日火曜日

本日は立冬そして「いい歯」の日

まだ自宅周辺の銀杏の葉は綺麗な緑ですが、今朝の肌寒さでは間もなく鮮やかな黄色に衣替えをするのでしょうね。

出勤の前にはNHKのニュース番組「おはよう日本」を見ています。(同姓のキャスター鈴木さんはもちろん、江崎さんも上品で素敵ですね)

本日は歯科関連のトピックスが取り上げられていて、ご高齢の方にたいして口腔内を清潔にして差し上げると病気の予防につながるとか、入れ歯で、咀嚼して食事を摂ることで元気になったり、気持ちが明るくなったりしたということでした。

実は、ずっと前から歯科では言い続けているのですが、自分たちの仕事を「重要だ!」というのはあまり大きな声では言えません。NHKで紹介して頂いたことでお口の中に関心を持っていただけるようになったかなと、キャスターの阿部さんに感謝したい気持ちです。

私は学校の歯医者さんなので、まずは子どもたちが歯や歯ぐきを手入れして、健康志向な気持ちを育めるようにお手伝いをしたいと思います。
(このアップがうまくいきましたら、この話は少し続けるつもりです)