第83回日本矯正歯科学会がパシフィコ横浜で開催されました。今年のテーマは「矯正歯科治療における形態と機能の調和を目指して」です。東京科学大学教授の森山啓司大会長(この10月1日から東京医科歯科大学は、東京工業大学と合併して東京科学大学となりました)の挨拶で「歯科矯正学は、咀嚼、嚥下、呼吸、発音といった生活を営むうえで欠かせない口腔形態と機能の育成・維持・回復を担う臨床歯学の分野であり、この大会によって口腔から始まる全人的健康増進へ応えられるよう矯正歯科臨床の進歩へつながることを期待する」とのことでした。確かにその通り!と再認識して、次に向かったのは「在宅歯科医療勉強会」が開かれた板橋区歯科医師会館。こちらでは、高齢者に対する口腔ケアについて多職種の意見交換が行われ、未曽有の高齢化社会における歯科の役割を果たすべく向学心に燃えた一日でした。
会場の巨大スクリーン、来年は北海道開催です。楽しみ
70以上のブースがある業者展示ホールは情報交換の場
外はすでに真っ暗。ここから板橋区へ向かいました