2023年6月1日木曜日

『6月・・応援しています 水無月』

2023年6月1日から10日までDVD視聴による『第80回全国小学生歯みがき大会』が開催となり、LIONさんHPによれば、今年は過去最高!! 約4900の小学校(小学生約27万人)参加予定で、この数字は国内小学校の約25%になるそうです。

個人的に・・6月=歯のイメージを持っていますが「6/4〜10歯と口の健康週間」を思い出す方も多いと思います。

まず1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)日本歯科医師会が「6/4虫歯予防デー」を実施。 この時点でLIONさんによる『第5回全国学校歯磨教練(昭和3年)運動が行われていたそうです。 1931年(昭和6年6月23日)「学校歯科医令」が公布され、昭和7年には「第5回虫歯予防デー」をより盛り上げようと、ビッグイベントに協賛して行われたのが東京と大阪で開催された『第1回学童歯磨教練体育大会』。 翌年以降から全国各地で開催されることになり、幾度か名称変更され1994年(平成6年)から『第51回歯みがき大会』、そして2016年(平成28年)から現在の『第73回全国小学生歯みがき大会』と改称されたことをライオンミュージアムから学びました。 言葉一つとっても、時代に合わせていく細やかな心遣いが長く続けるコツのように感じた次第です(^.^)


2023年5月1日月曜日

『5月・・ちょっとお知らせ 皐月』

 スミマセン、またまた学校の歯医者さんネタです。過去のブログで『においの科学』を紹介しました。この本の中には東京都学校歯科医会が都内の中学生、高校生5千人以上に実施した「歯と口の健康に関するアンケート」の結果が書かれています。実は「口臭が気になる」以外にも、33.3%の児童・生徒が「歯並びが気になる」に〇をつけていたのです。自分の噛み合わせのことって気になるだろうし、20224月に文部科学省から「歯並びの健康診断については改めてしっかり対応するように」とのお達しもあったので、どうやって歯並びのことを伝えていこうかと思っていたところ・・出ました!良いタイミングで東京都学校歯科医会から「歯列・咬合ハンドブック」という冊子が会員全員に送られてきたのです。写真やイラストをたくさん収載し、養護の先生や児童・生徒の皆さんへの説明にも使えるよう工夫したと書かれています。これで歯科健康診断後の悩みも少し減るのではないかと期待しています(^ ^)v

2023年4月1日土曜日

『4月・・4年前に活躍予見? 卯月』 

 WBC(World Baseball Classic)で14年ぶりに優勝した日本チームの試合を見た方もたくさんいらっしゃると思いますが、話題はやはり大谷翔平選手(現在はカリフォルニア・アナハイムのエンゼルスに在籍)の投打にわたる活躍。スポーツ観戦をすることがあまりない私でも久しぶりに興奮しました。この二刀流を英語ではTwo-way playerというのだそうです。生活をしていて誰でもたった一つのことだけをしているわけではありませんが、プロとして認められる技術を複数持っている人は素晴らしいですね。

少し前の話になりますが、一昨年の第24回日本歯科医学会学術大会で「ダブルキャリアのすゝめ」という企画があり、皆さんご存じのアーティストグループGReeeeNさん(普段は歯科医として診療されています)からのメッセージや、歯科医でありながら小説家、舞踏家、ラッパー、演奏家、落語家などなど、二刀流で活躍されている方々のご紹介があり、自分の縮こまった考えを開放してもらえた思いがしました。自ら限界を作っていては世界は変わりませんね。さて、本日の寄り道はどうするかなぁ~(^_-)-☆

2018年の暑中見舞い、目のつけどころが。。。と、自画自賛!
 当医院ホームページのギャラリーから

2023年3月1日水曜日

『3月・・私たちが感染源! 弥生』

新型コロナウイルスはコウモリまたはセンザンコウのコロナウイルスが人間に感染したと推察されています。「まったく迷惑な話だ」と言ってばかりもいられません。私達人間側からもペットや動物園で飼われている身近な動物に感染させてしまっている病気があったのです。 それは歯周病。つい先日のNHK「おはよう日本」で放送されたショッキングなお話です。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2023/02/special/shishubyo/

歯周病が糖尿病や心臓疾患など全身の病気に大きく関わっていることは今や周知の事実です(ここでちょっと宣伝。歯周病についてはたくさんの書籍が出ていますが、児童生徒向けのわかりやすい動画と、それを文章で補完する冊子のセットを東京都学校歯科医会から手に入れることが出来ますよぉ)。人間が感染源となり周りの生物に迷惑をかけないためにも、まずは自分の口の中を健康に保ちましょう。(^^)

             https://www.tasd.or.jp/library/publication/

2023年2月1日水曜日

『2月・・備えあれば 如月』

 

 中学時代の社会科の成績は芳しいとは程遠く・・今更ながら、人類が生きるために与えられた条件が地理、自己保存本能により培ってきた時間が歴史と考えられればもっと興味を持って学べたのかなと反省(*_*)・・からのぉ話は非常食へ展開!
 昨今、地球上の気候も世界の社会情勢も不安定(大きく出ました)。歴史的に見ても「かつてない」何かが起きる可能性は高まっていると感じます。水も電気も止まり、家にも帰れない状況下で何日も過ごすのはかなり大変。一応診療室では非常食を備蓄しています。その消費期限が1年を切ったので食べてみることにしました。定番のカレーはもちろん、中華丼やシチューなどもスタッフからのリクエストで揃えていましたが、私に回ってきたのが和風ハンバーグライス。微妙だなぁと思いつつ頑丈な包装を開けて説明書通りにおかずとご飯のパックをビニール袋に入れ発熱材を仕込み待つこと30分。パッケージの写真通りの物が出来上がりました。おまけにちゃんと温かい!味も良いのですが半分食べた後、診療室に置いてある胡椒で味変をしてさらに美味しくいただきました。これなら数日耐えられそう~人類はこうして危機を乗り越え歴史を積み重ねるのだというのは少々大げさ?ご馳走さまでした(^^;

2023年1月1日日曜日

『1月・・2023年(令和5年)睦月』

 十二支の「卯」という漢字はもともと方位や時刻を表していたものにウサギを当てはめただけなので、動物の兎とは関係ないのですが、この年に生まれた人にはウサギのイメージがあっているように思えるのは不思議です。小学生の時に学校で子ウサギを2羽飼育していて、夏休みの間、持ち回り当番で預かったことを思い出します。臭いもなく鳴きもせずフワフワした毛が可愛いくて、餌の野菜を切ったりコロコロとしたフンを掃除したりと面倒をみたのですが、2日間では懐いてもらえませんでした。だからウサギ年の人のイメージは物静かで上品な個人主義。これ意外と占いに一致しているんですよね。今年の年賀状は「ウサギとカメ」です。教訓めいたこの童話でウサギの役どころは油断キャラ。でも実はカメにやる気を起こさせるために挑発してレースをし、最後に自信を持たせるために勝たせた有能な指導者かもしれませんね。月間カッセ田中様、イラストレーター相馬様に今回も感謝です(^^)