言葉知らずで苦労している私の本棚に池上彰氏の「その日本語伝わっていますか?(講談社2011年3月20日第1刷発行)」を見つけたのが今年の夏、日本語の特徴やら誤った言葉の使い方やらが載っていて面白いのであっという間に読み終えました。「言葉の合理的な変化は認めるが、できれば伝統を尊重し、論理的な間違いは指摘しながら美しい日本語を残すべく努力をしていきたい(あとがきより)」日本語が好きな方にはお勧めの良書です。おりしも先週の土曜日の日経新聞に「がぜん→『とても、断然』67%」という題名の記事が載りました。文化庁が発表した世論調査の結果の一部ですが「がぜん」という言葉を「とても、断然」と同じ意味に捉える人が67.0%に上るのだそう。音が似ている「断然」と意味が混同しやすいためではないかと解説されていました。本来の意味は辞書をご覧ください。と言いつつ私も同じ誤解をしていたので下に正解を載せました(^^;。池上氏の言うように「言葉は生きているから変化するもの」を実感させられてしまいました。でもできるだけ本来の意味は覚えておきたいと思いまーす。
新明解国語辞典より
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