2022年10月1日土曜日

『10月・・声出ません 神無月』


数日前...「先生、まさか声変わりですかぁ?」と、衛生士さんに言われる程のしゃがれた声。
2〜3日前から咽喉に多少の痛みを感じていたものの、平熱で体調も悪くなかったので時節柄心配な新型コロナウイルス抗原検査(結果は陰性)のみ実施して放っておきました。
その翌朝から、とうとう不養生のツケが回り「おはよう」が、声にならず息もれ状態。
慌てて近所の耳鼻咽喉科のお医者様に駆け込み、PCR検査(陰性)やら、内視鏡検査やらで診断結果は「副鼻腔炎(蓄膿症)」!

副鼻腔とは顔を構成する骨の中にある空洞のことで、前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞、上顎洞の4種類。この中で一番大きなものが上顎洞(左右の頬の内側にあります)で、中が透けて見えるくらい薄い骨で囲まれていて歯科となじみ深い場所です。
健康な状態では、鼻の中に出口が開いていて鼻汁が出てきますが、ここに炎症が起きてウミがたまると上顎の歯が痛くなったり、物が見えにくくなったり(膨張して歯の根元や眼球を圧迫するからです)することがあります。私の場合、後鼻漏(ウミが喉に伝わって咽頭炎や’気管支炎)のため声帯が腫れてしまっていました。抗生物質薬の服用で今は順調(過ぎるほど)に鼻汁も出るようになり、ティッシュと友達になりながら過ごしています。

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